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活用レポート 利用企業に伺いました。
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ACSAPRESS第9号より抜粋
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業
仕事・子育て両立支援(平成28年度創設)としてスタートした「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」の利用企業様をご訪問し、利用について伺いました。
一回目のご訪問先は、割引券の発行枚数も多く利用率も高い野村証券株式会社様です。
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Q. |
利用についてお聞かせください
利用状況としては、割引券の発行枚数が800枚、そのうち利用枚数が720枚、利用率は90%(平成28年度実績)と非常に高い水準でご利用頂いておりますが、何か特別な工夫があるのでしょうか?
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A. |
特別な工夫などはありません。告知は社内のシステムを通じ全社員に対し行なっています。割引券は社員1人ずつにファイル管理し、発券番号と利用半券の記録をしています。 毎月利用した半券の提出と、追加発券をセットにしているので無駄に発券することはありません。月数回から毎日利用している者まで幅広い利用がありますし、部署にも偏りがありません。
また、社員の口コミなどもあり最近では首都圏だけでなく、神戸や広島など地方の利用も増えています。
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Q. |
メリットはどのような事がありますか
利用されているメリットはどんなことだとお感じになられますか?また、これからこの制度を取り入れようとお考えの企業に向かって一言お願いします。
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A. |
社員からは1回の利用で2,200円の補助は非常に助かっていると聞きます。さらに弊社では契約しておりませんが、他の福利厚生サービスと組み合わせると、さらに割引きされることからメリットは大きいと思います。
また弊社では、女性の活躍推進を揚げ女性マネージャーの増加など数値目標を定め推進しています。同時に働き方改革も推進しており、ワークライフバランスのとれた状態を目指し、より社員が豊かに働ける環境づくりに努力しています。なかでも子育て支援は重要なサポートであることから、ベビーシッターを利用できるこの制度は貴重です。
人事の立場では業務の負担はあるものの、社員の享受するメリットを考えたら取り組む価値はあると思っております。
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訪問企業様概要
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野村グループは、日本を含むアジアをマザーマーケットとし、グローバルに拠点をもつ金融サービスグループです。営業、アセット・マネジメント、ホールセールという3つの部門が、30を超える国と地域を越えて連携し、アジアと日本、そして世界をつないでいます。野村グループは、創業以来変わらぬ「すべてはお客様のために」という基本観のもと、個人、機関投資家、事業法人、政府機関などの幅広いお客様の声に応え、創造性豊かで付加価値の高いソリューションを提供しています。 |
取材協力:
野村証券株式会社
人事部門 日高さんと坪水さん
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